Jag Project, LLCJOURNAL

Webマーケティング / JagProjectからの提案

医療領域の企業の皆様へ。展示会のあと、受注につながる商談を増やしませんか

名刺は集まった。製品にも関心を持ってもらえた。でも、その後の連絡は、会社案内と製品カタログを送るところで止まっていないでしょうか。自分たちで使いたい方、顧客に販売したい方、自社製品に組み込みたい方。それぞれの検討を前へ進めるために、Webと営業の案内を分けて考えませんか。

Jag Yamamoto

Jag Yamamoto
Jag Project, LLC 代表
プロフィール / Webマーケティングの仕事

医療領域の商材は、診療に使う機器やシステムだけではありません。介護、薬局、健診、健康関連の商品、設備・備品、現場を支えるサービスもあります。営業が会う相手も、施設の担当者だけでなく、運営会社の本部、卸・販売店、他のメーカーなどさまざまです。

例えば、施設なら導入後の運用、販売店なら顧客へ提案できる用途と取引条件、メーカーなら接続や組み込みの条件を知りたいかもしれません。同じ製品でも、相手が次に確認したいことは違います。この記事では、そうした違いを受注につながる説明と営業活動へ反映する方法を考えます。

「単価が高く、説明にも時間がかかる。だから、購入を具体的に検討できる相手と出会いたい」。御社にも、そんな課題はないでしょうか。私が携わってきた法人向けのWebマーケティングでは、高単価ソリューションの受注につながるリードを、広告費ゼロの月にも獲得してきました。ここでいうリードは、営業が購入の検討について話を進める見込み客との接点です。

高単価ソリューションの受注につながるリード獲得を支えた実績
継続的なWebマーケティング支援
6年以上商品説明・検索で読まれる情報・営業が使う説明を見直し
目標リード数を獲得した月の広告費
0円高単価ソリューションの受注につながる見込み客との接点を獲得

数値の出典:Jag ProjectのWebマーケティング実績。広告費0円は特定月の実績で、運営費全体がゼロという意味ではありません。6年以上の全期間が広告費ゼロという意味でもありません。医療分野の受注実績や、同じ成果を保証するものではありません。

御社でも、広告や展示会で接点を増やす施策と、その相手が購入を検討できる情報の用意を、一緒に計画しませんか。「製品を知っている人」を増やした先に、「自社で使う理由が分かり、営業へ相談できる人」を増やすWebマーケティングを考えましょう。

名刺交換の次に、誰が何を判断するかまで用意しましょう。
  1. 01 / 会場取引の目的を聞く

    自社利用・販売・組み込みを分ける

  2. 02 / Web相手に合う説明へ

    用途・比較・対応範囲を案内する

  3. 03 / 検討必要な担当へ届く

    運用・購買・販売・技術の問いに答える

  4. 04 / 営業次回の確認を決める

    同席者・確認事項・時期を揃える

1. 高単価の商材だからこそ、購入を検討できる相手との接点を増やしませんか

問い合わせは来る。でも、対象外の用途や情報収集だけの相談が多く、営業が受注に向けた提案に時間を使えない。そうした場合は、問い合わせ件数を増やすことと、購入につながる相談を増やすことを分けて考えましょう。

私が継続して取り組んできたのは、専門的な製品説明を、相手が「自社の課題に合うか」「今の方法から変える理由は何か」「検討するには何が必要か」を考えられる情報へ整えることです。広告費ゼロの月のリード獲得実績も、こうした継続支援の中で得られたものです。御社でも、営業で繰り返し聞かれる質問を、Webで先に答えるテーマにしませんか。

製品説明から、受注につながる相談へ。Webで揃えたい判断材料
見直すこと医療領域への応用案
購入者の用途で説明する施設での利用、販売店の提案、メーカーの組み込みなど、取引の目的を分ける
比較の条件を示す今の運用や取扱商品と比べ、変わる仕事・必要な支援・負担を明らかにする
導入手順を具体化する試用、サンプル評価、取引条件の確認など、目的に合う次の行動を示す

製品の適合性や医療上の根拠は、御社の専門担当が確認した内容を使いましょう。その価値が必要な相手に届き、営業への相談に進めるようにすることが、ここで提案するWebマーケティングの役割です。

例えば、「詳しくはお問い合わせください」の前に、向いている用途、検討に必要な条件、相談後に確認できることを示しませんか。そのうえで、営業が受けた相談の用途や次の商談に進んだ理由を振り返り、Webの説明を見直しましょう。高単価だからこそ必要になる判断材料を、展示会後の案内にも活かせます。

2. 関心は持ってもらえた。でも「どう取引したい相手か」を分けられていないケースも

名刺交換のあとに同じ資料を送っても、相手は同じ理由で読んでいるとは限りません。使い勝手を確かめたい方に販売条件だけを案内したり、販売先を持つ方に利用者向けの説明だけを送ったりすると、次の話を始めにくくなります。

例えば、次のように分けて考えませんか。これは商談準備の例で、すべての企業に同じ課題があると決めつけるものではありません。

商談相手の目的に合わせて、案内する情報と次の行動を変える例
相手の目的次の商談のために揃えること
施設・事業所で使いたい変えたい業務、既存運用との違い、準備と支援。実際の利用条件に合う試用や見積もりへ
薬局・施設チェーンへ広げたい一拠点の評価と全拠点での運用を分け、本部と現場の確認事項を揃える。展開条件の打ち合わせへ
卸・販売店として扱いたい売る相手と用途、供給・納期・支援の範囲。個別の取引条件を話す担当者との商談へ
自社製品に組み込みたい対応仕様、連携・カスタマイズの可否、検証の分担。技術担当を交えた要件確認へ
業務を委託したい依頼できる業務、対象地域、切り分けと開始条件。現状の業務量や体制を聞く相談へ

営業が知りたいのは、資料を開いたかだけではなく、取引につながる話ができるかではないでしょうか。会場では目的と気になる条件を短く伺い、会期後はその内容を引き継ぐWebページ・資料・次回の議題を案内しましょう。

会期後の案内の組み立て例。商品は同じでも、取引の目的に合わせる。

BEFORE / 全員へ同じ案内

会社案内と製品一覧。
ご興味があればご連絡ください。

何を確認し、誰と次の話をすればよいかを相手に任せてしまう。

AFTER / 会場の相談を引き継ぐ

お話しした用途に合わせて、
次に確認することを案内。
  • 自社利用なら、運用条件と試用
  • 販売なら、対象顧客と取扱相談
  • 組み込みなら、仕様と技術確認

取引条件をすべて公開せず、Webで分かることと個別相談することを分けましょう。

自社で利用する相手については、購入判断を支えるB2B Webマーケティングも参考になります。一方、販売店や共同開発先の開拓では、購入者向けの判断表をそのまま使わず、取引と役割分担を確認する形に変えましょう。

3. 商品の強みは伝わる。でも、相手の用途と売り方に結びついていないケースも

今回の調査には、機器の日本語Webで家庭向けの便利さが大きく扱われ、業務で使う際の条件は複数の説明に分かれている例もありました。家庭向けの説明が間違っているのではなく、施設の担当者が検討したいことと、入口で伝えていることの違いを点検したいのです。

また、体験・貸出・導入後の支援を詳しく示すWebも確認しました。こうした企業に「導入の流れを新しく作りましょう」と提案しても、すでにある取り組みと重なります。まず、申し込みを増やしたいのか、その後の判断を進めたいのか、別の販路へ広げたいのかを確かめることがおすすめです。

設備や機器なら設置条件と保守、消耗品なら用途と継続供給、ソフトウェアなら連携と運用、受託サービスなら任せられる範囲。商品の種類によっても説明すべきことは変わります。対応できると推測して書くのではなく、商品・営業・技術の担当と確認して整理しましょう。

製品を売る際に、Webと営業で揃えておきたい材料
販売上の場面用意する材料
複数の業種へ売る医療のどの業務に合うか、導入条件は何かを示す用途別の説明
複数の部門が関わる現場の評価、運用の確認、費用の判断を一緒に検討できる一枚
体験から先へ進めたい体験前に合意する確認項目と、体験後の次回商談の議題
海外製品を日本で売る日本の対象用途、本社と販売店の対応範囲、問い合わせ後の引継ぎ
販売店を増やしたい販売店が自分の顧客へ案内できる用途説明と、取扱相談の入口。利用者向け問い合わせと区別する

「医療向け」と業界名を足すだけにしないためには、用途と売り方から考える事業定義・事業企画も参考にしませんか。新しい用途への適合が未確認なら、販売訴求より先に検証を計画しましょう。

4. 展示会とWebの成果を、同じ案件の前進で見ましょう

名刺の枚数とWebの閲覧数が増えたとしても、狙った製品の商談が進んだかは別に確かめたいところです。出展前から受注の目標と評価期限を置き、その途中で何を確認するかを営業・マーケティングで揃えましょう。

例えば、直接販売は試用・見積もり・受注、販売店の開拓は対象顧客の一致・取扱条件の合意・実際の販売、組み込みの提案は仕様確認・検証・採用という段階で分けられます。販売店との契約だけで売上が立ったとせず、案件に合うKGIを受注額や売上・粗利と期限で置き、途中のKPIを決めましょう。

展示会・Web・営業で追う指標の例。件数は各社の実績から決めましょう。
  1. KPI / 接点取引の目的が合う

    利用・販売・連携を分けて記録

  2. KPI / 商談次の検討へ進む

    担当・議題・時期を確認

  3. KPI / 提案条件を詰める

    適合・役割・取引条件を確認

  4. KGI / 成果受注・売上を見る

    契約だけでなく実売も区別する

Web上のクリック、問い合わせ受付、営業が判断した有効な相談、受注は分けて見ましょう。同意した利用者だけのアクセス解析と全問い合わせは母数が違います。営業結果をまだ確認できない案件を、ゼロや成約として埋めないことも大切です。

営業からは「どの相談が提案へ進んだか」「どんな条件が合わず止まったか」を持ち寄り、マーケティング側は案内した用途やWebの説明と照らし合わせましょう。受注まで時間がかかる商材なら、問い合わせ直後の件数だけで結論を出さず、同じ時期に獲得した相談がどう進んだかを追う方法がおすすめです。

最初のお打ち合わせでは、一つの商材と増やしたい取引から考えませんか

事例はある。営業も動いている。それでも、医療領域で次の商談を増やすために何を足せばよいか迷っている。そんなときは、施策を一式増やす前に、改善する場面を一つ選びましょう。

面談で一緒に整理したいこと
伺いたいこと整理する内容
今、伸ばしたい商材と取引施設・事業者への販売、販売店開拓、他社との連携。優先したい相手と取引する理由
営業で繰り返し聞かれる質問Web・事例・資料で先に答えることと、面談で確認すること
前へ進めたい営業段階最初に試す改善、社内の担当、成果を見る指標と時期

例えば「使いたい人からの相談が足りない」「販売店の候補とは会えるが取扱商談へ進まない」「相手に合う用途を説明しきれていない」では、優先する施策は変わります。お打ち合わせでは、この違いと、最初に検証する範囲を整理することを目指します。大きな計画書や全面改修の決定は、問い合わせ前に必要ありません。

Jag Project, LLCでは、専門商材の価値を編集する仕事と、ターゲット・用途の調査、検索やAI検索を意識した情報整理、展示会・Web・営業の連携、効果検証を合わせて考えます。既存のマーケティング・営業・技術担当や制作会社と協力し、すでにある資産を活かすところから相談しませんか。

問い合わせには、製品・サービスのWebページのURLと「増やしたい取引」を一つ。まだ原因が分からない場合も、その状況からお知らせください。個人情報や個別の商談記録をお送りいただく必要はありません。

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